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情報・ビジネス分野


科学的知見を多様な産業に生かす
人間の行動やこころを科学的視点で学ぶ心理学は、社会をより便利で快適にするビッグデータ・AI・VRなどの最先端の情報学や人間工学を発展させるために欠かせないものです。
ビジネスや産業の大切なパートナーである心理学を通して、研究や商品開発に大きく貢献する、人のこころに強いデータサイエンティストを育てます。


専門発展科目 Pick Up
[データサイエンス入門]2年次

情報通信技術の進歩によって、社会に蓄積されるデータは飛躍的に増大しています。混沌とした大量のデータを処理・分析し、その中から価値ある情報を引き出すための学問がデータサイエンスです。授業では、データサイエンスにおける「データ」とは何か、そこからどのような「情報」を引き出すことができるのかを、さまざまな領域における実例を通して学びます。
[心理学統計法]1年次

心理学の研究では、調査や実験を通して収集したデータを統計学的方法により分析する必要があります。この授業では、レポート作成や卒論作成のために必要な統計学の基礎を学びます。理論学習だけでなく、電卓を使って実際に計算を行いながら、統計学的方法を身につけていきます。
[感性工学]2年次
例えば、消費者が「シックな腕時計がほしい」と思ったり、デザイナーが「高級感のある家電製品を作ろう」と思うとき、「シック」や「高級感」という感性を、必要な機能を組み込みながら、色や形などの具体的なデザイン要素に落とし込む技術に関する学問が、感性工学です。心理的要素をデザイン要素に翻訳していく方法を学びます。
[行動経済学]3年次
経済学では、人間を合理的な意思決定を行う存在と定義されてきましたが、実際の人間の意思決定にはクセがあります。行動経済学は、従来の意思決定理論やゲーム理論に実験的要素を加え、実際の人間の行動を分析する学問です。必ずしも合理的とは言えない人間行動を予測するしくみを学びます。
[産業・組織心理学]2年次

企業などの組織で上司が部下に命令して仕事をさせるとき、そこにはどのような心理的な力が働いているでしょうか。授業では、社会的パワー(他者や集団に何かをさせたり何かをさせない力、権力など)やリーダーシップについてさまざまな角度から学びます。また、組織とは何かについての理解を深めるとともに、組織における人間の行動、必要な心理的支援についても学びます。
[製品評価の心理学]3年次

デザイン自体の良し悪しで、その商品を選ぶかどうかを決めたりしたことはありませんか。デザインは消費者の潜在的な嗜好や購買意欲などに大きな影響を与えており、広告、デザイン、マーケティング等においても非常に重要な要素の一つです。この授業では視覚的なデザインが私たちの心理的活動や機能にどのように影響を与えるかについて学び、「人にとって良いデザインとは何か」について、考察を深めていきます。

[情報ビジネス心理学演習I]3年次
この授業では、統計解析に特化したプログラミング言語Rを学びます。ビッグデータへの注目などから近年ではビジネスシーンでの利用も増えてきており、社会人からも需要が高くなっています。データの処理方法や可視化などの必須の技能を身につけて、データから価値ある情報を引き出す技術を修得することをめざします。
[デジタルデザイン演習]3年次
近年、バーチャルリアリティや拡張現実の技術が急速に発展し、私たちの世界が広がりつつあります。デジタルデザイン演習では、実際にUnityというゲームエンジンを使って簡単な仮想世界を作成し、新たな世界の広がりへの理解を深めます。

取得をめざす資格
  • 社会調査士
  • カラーコーディネーター
  • 福祉住環境コーディネーター
  • 認定心理士
活躍の場
  • 広告、プロダクトデザイン
  • システムエンジニア
  • マーケティングリサーチ
  • 心理学または関連分野の研究者、大学教員
  • デジタルマーケティング職
  • 数字に強い説得力のある営業職・販売職
  • データに基づいた商品企画・開発職 など